土用餅つくり~慈泉庵~
今日は、2回目の土用の丑の日です。
土用の丑の日には、暑さに負けないように、滋養強壮に効く「ウナギ」を食べるのは有名ですが、ほかにも「土用餅」といって、餡子ののったお団子を食べるそうです。
また、「う」のつく食べ物(例えば、梅干し・瓜・うどん・もちろんウナギ)を食べると、病気にならないとされています。
夏の土用に「ウナギ」を食べると夏バテしないといわれていますが、この風習は、江戸時代の万能学者であり、発明家でもある、平賀源内さんが、知り合いのウナギ屋さんが、「夏はウナギが売れない」と困っていたのをみて、店の前に「土用丑の日、うなぎの日」という貼り紙をしたそうです。これが大当たりし、土用の丑の日にウナギを食べる風習となったそうです。
そこで、慈泉庵でも、まだまだ続く暑さに負けないようにと、ウナギではなく、みなさんで「土用餅」を作りました(笑)
材料は、白玉粉・お豆腐・餡子です。
まず、白玉粉とお豆腐を混ぜて、耳たぶくらいの柔らかさになるまでこねます。ご利用者も力いっぱいこねてくださいます。
続いて、丸めていきます。「いろいろな形があっていいね。」「ちょっと小さいから、これ足したら。」など、ご利用者の皆様、慣れた手つきで丸めてくださり、あっという間にたくさんのお団子が出来上がりました。
お鍋で湯がいていきます。
氷水で冷ました後は、皆様が大好きな餡子をのせていきます。
これもまた、慣れた手つきでのせてくださいました。それを見ていたご利用者が、「真っ白でかわいいね!!」とおっしゃいます。
昆布茶を合わせて、出来上がりです。
皆様、大きな口を開けてパクリ(笑)
まだまだ暑い日が続きますが、みなさん、夏バテ・夏風邪に気を付けて、この夏をのりきりましょう!!