7月の感謝祭は24日に行われました。
講師の先生は辯天宗より賀屋祥幸先生にお越しいただきました。
支部長の挨拶より、「軽費では『癒し会』を毎月開いており、軽費のご利用者の思いを聞かせていただく会です。まずおつとめをして、ご宗祖のお言葉集成を読ませていただくのですが、そのご宗祖のお言葉がいつも私の心にぴたっと打たれます。
先月開催した癒し会でお話ししたお言葉は、『ある信者さんがおかげを1度もらっても、お慈悲に甘えてまた困ったら何度も何度もおかげをもらいに来るというのですが、おかげをもらったら、もらったままにしないで自分も悟らなければならない。自分の因縁をほどいて始めて救われたという事になる』というお話でした。
癒し会が終わった後、あるご利用者が私に『この前から○○さんと仲たがいしていたんだけど、癒し会が終わった後○○さんから、あの時は悪かった、と言ってきてくれて、仲直りができたんです。』とのこと。癒し会を続けてきて、本当に良かったと思い、今後も続けていきたいと思います。」
と体験談を交えてお話し下さいました。
賀屋祥幸先生の御講和では
「人は最期に『この世に来てよかった』と思えることが大事ではないかと思う。人は何のために生きるのか「生まれた時よりも魂を美しく」して死んでいく、祈ることで魂を美しくし、心を錬成していく。
それが重なることで「ああ、生まれてきてよかった」と思えるのではないでしょうか。
高野山はあのような山奥に1200年前に弘法大師様がいって、今や大きな都が出来ている。そのことを松下幸之助さんは「高野山があのように大きく栄えたのは、弘法大師様のお徳である」と仰った。
辯天宗もここまで大きくなったのは、ご宗祖と第一世管長様のお徳であるんだな、と思った。
「おかげさま」「有難い」という事を見つけることで心はもっともっと豊かになります。
また、見えないものは「おかげさまの集合体」である、20歳の娘さんがここまで大きくなったのは、お父さんお母さんの無量の愛情のおかげなのだ、物事を見つめる時にそのような考え方をされるとありがたさがどんどん広がってきます。
『この世に生まれてきて良かった』と思う事を大切に、生きていってください」
と大変ありがたいお話を頂きました。
ご利用者も職員も賀屋先生の心に染み入る言葉を聞き、満たされた心で感謝祭を終えさせていただきました。
来月の感謝祭は軽費で自主感謝祭を28日に行わせて頂きます。
毎日とても暑いですがお越し下さるのをお待ちしております。