祥水園ブログ

祥水園支部

第2回祥水園認知症フォーラム in 五條市民会館

11月22日(日)祥水園認知症フォーラムを盛大に開催しました。

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「地域で築く認知症ケアを目指して」と題し、高齢化の進むこの五條市において、今後祥水園がどのような役割を担って行くかを考えた時に、専門性を生かし、「認知症ケア」のあり方を出来るだけ発信し、地域の皆様に少しでもご理解を頂き、出来るだけ長く住み慣れた環境で生活していただくために、祥水園は本気で認知症ケアに取り組んでいます!

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基調講演では高清会 高井病院の原健二先生と鎌田医院の鎌田勝三郎先生に認知症についての予防や家族の支援のあり方などについて、貴重なお話をして頂きました。ご参加してくださった方々からは、「大変勉強になった」と声をかけて頂き、また、参加した職員にもとても良い機会となりました。

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昼の休憩では、フリーマーケットの開催もあり多くの皆様に楽しんでいただきました。また祥水園からは、野原ダイニング特製の「情熱やきそば」と「手作りパン」の販売もし、昼過ぎには全て完売しました。

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午後の部の開始です。粉川カイロプラクティックオフィス 粉川欣也先生による健康体操でみんなリフレッシュ。

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認知症劇「トワさんパート2」の上演をしました。認知症状の出てきたトワさんを取り巻く家族の心情を、祥水園の職員が熱演し会場の皆様に盛大な拍手を頂きました。

祥水園はこれからも本気で認知症の事を考え、取り組み、地域に根付いた福祉施設として、今後も様々な取り組みをしてまいりますのでよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

9月の感謝祭

9月の感謝祭は8月に続き、軽費で自主感謝祭として18日に行われました。

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今日は軽費のご利用者で新しく入られた方が参拝に来られており、支部長からの挨拶で、「今日は初めて参拝に来られた方がいますね、ご宗祖のお言葉で『初信の人には親切にして上げなさい。友の増えたことはうれしいことではありませんか』という言葉もあります。初めての方には親切にして上げてください。」

また、ご宗祖のお話から、

「昔ある家で目が変わった形で生まれる子どもがいた。医者に診てもらうも医学的には問題ないとのことで、次の子も同じような目で生まれてきた。お医者さんに言っても解決しないので、ご宗祖に相談に来られた。するとご宗祖は何も話を聞かずに『目の事で来られましたね』と言われた。また、『以前おじいさんは趣味で鳥を撃っていたでしょう。鳥の目を撃っていたのが子どもにいっているのです。』と言われた。

その後鳥の供養をされ、塔も建てられた。すると子どもの目は自然に治ったとのことであった。因縁の恐ろしさ。今自分がやっていることが、自分に降りかかるのではなく、後に生まれた子に受け継がれてしまう。

人間は誰も殺生をしていない人はいない。人間にとっての害虫や、食べ物に至っても生き物のいのちを頂いている。

ですから、功徳を積んで因縁をほどいていってください。」

とお話し下さいました。

来月も軽費での自主感謝祭となります。皆様たくさんの参拝をお待ちしております。

 

8月の感謝祭

8月の感謝祭は28日に軽費老人ホームで行われました。

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支部長からの挨拶より、「今日は高野山に行ってきた。お大師様の御廟に『お大師様へのお手紙』とポストが置かれていた。なんだろうと見てみると、悩んでいること、悲しいこと、嬉しいことを手紙に書いてポストに入れて頂いたら、お大師様が読んで下さるというものだった。お大師様は今もお食事を作ってお供えさせて頂いている。それと同様に手紙もお供えさせていただくことで、お大師様が目を通してくださるというものだった。

これはお大師様を信仰していて、「そばにいてください」「お助けしてください」という信仰心があるからこそだと思う。信仰は思いだと思う。

先日、三女に子どもが生まれた。生まれる前に病院で1日付き添ったが、まだ陣痛が弱く、生まれるまで時間がかかるという事だった。そこで一旦自宅に帰ろうと車を運転して信号で停止していたところ、後ろから車に追突された。普通の人ならば、車にぶつけられて「困った」と思うが、私は「これは何かの知らせ」だと思い、娘のいる病院に戻った。すると、陣痛促進剤を打たれて、まさに今から分娩室に入るというところだった。

この車の追突が無かったら、私は出産に立ち会えてなかった。

信仰をしている人はそのように、何かのアクシデントに対して別の何かがあると考える。また、これは自分に何か試されているのであれば、受け入れようと考えるようになった。

お大師様のお手紙という事で、私はご宗祖に手紙を書こうと思った。何か悩み事があって願いを叶えてもらおうと、ご宗祖にお願いに参っているが、嬉しいことも些細なことでも報告してほしいとご宗祖は思われていると思う。

信仰は思い。思い続けることが信仰である」

と挨拶してくださいました。

今回は軽費のご利用者がたくさん参拝してくださいました。来月も軽費で自主感謝祭を開かせて頂きます。たくさんのお参りをお待ちしております。

 

 

 

辯天宗・祥水園相互研修会に参加させていただきました

今年で3回目の辯天宗との相互研修があり、8月25日~27日の3日間で、今年度の新人職員5名を含む7名が大阪府茨木市の辯天宗冥應寺へ行ってきました。

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研修の中心となり担当して下さる教務部長の樋野祥陽先生より、開校式の御挨拶を頂きました。

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研修の中では、御宗祖様の御教えを深く教えていただき、また、ご生前時のビデオを見せていただき、辯天宗が立宗に至るまで、そこから現在に至るまでのことを学びました。

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グループワークではコミュニケーションの重要性や、より良くコミュニケーションを図るために必要なスキルを教えて頂き、ご利用者とのかかわりの中で、不安や、難しさを抱えていた新人職員にはとても役立ち、今後にも活かしていってくれると思います。

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「祈り」についても教えていただきました。御宗祖様の御教えの中には、「自分の為ではなく、他の人の幸せの為に祈る。他の人が幸せになる事が自分の幸せとして戻ってくる」と教えていただきました。

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最後は全員でスーパーポーズ!

今年度もお忙しい中、辯天宗の皆様には熱心に御指導頂きありがとうございました。

来月9月2日~4日の3日間は辯天宗から祥水園へ5名の方が研修に参加してくださる予定となっています。共に学びを深めていきたいと思います。

 

7月の感謝祭

7月の感謝祭は24日に行われました。

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講師の先生は辯天宗より賀屋祥幸先生にお越しいただきました。

支部長の挨拶より、「軽費では『癒し会』を毎月開いており、軽費のご利用者の思いを聞かせていただく会です。まずおつとめをして、ご宗祖のお言葉集成を読ませていただくのですが、そのご宗祖のお言葉がいつも私の心にぴたっと打たれます。

先月開催した癒し会でお話ししたお言葉は、『ある信者さんがおかげを1度もらっても、お慈悲に甘えてまた困ったら何度も何度もおかげをもらいに来るというのですが、おかげをもらったら、もらったままにしないで自分も悟らなければならない。自分の因縁をほどいて始めて救われたという事になる』というお話でした。

癒し会が終わった後、あるご利用者が私に『この前から○○さんと仲たがいしていたんだけど、癒し会が終わった後○○さんから、あの時は悪かった、と言ってきてくれて、仲直りができたんです。』とのこと。癒し会を続けてきて、本当に良かったと思い、今後も続けていきたいと思います。」

と体験談を交えてお話し下さいました。

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賀屋祥幸先生の御講和では

「人は最期に『この世に来てよかった』と思えることが大事ではないかと思う。人は何のために生きるのか「生まれた時よりも魂を美しく」して死んでいく、祈ることで魂を美しくし、心を錬成していく。

それが重なることで「ああ、生まれてきてよかった」と思えるのではないでしょうか。

高野山はあのような山奥に1200年前に弘法大師様がいって、今や大きな都が出来ている。そのことを松下幸之助さんは「高野山があのように大きく栄えたのは、弘法大師様のお徳である」と仰った。

辯天宗もここまで大きくなったのは、ご宗祖と第一世管長様のお徳であるんだな、と思った。

「おかげさま」「有難い」という事を見つけることで心はもっともっと豊かになります。

また、見えないものは「おかげさまの集合体」である、20歳の娘さんがここまで大きくなったのは、お父さんお母さんの無量の愛情のおかげなのだ、物事を見つめる時にそのような考え方をされるとありがたさがどんどん広がってきます。

『この世に生まれてきて良かった』と思う事を大切に、生きていってください」

と大変ありがたいお話を頂きました。

ご利用者も職員も賀屋先生の心に染み入る言葉を聞き、満たされた心で感謝祭を終えさせていただきました。

来月の感謝祭は軽費で自主感謝祭を28日に行わせて頂きます。

毎日とても暑いですがお越し下さるのをお待ちしております。

 

辯天宗お水替え祭に行ってきました~軽費~

辯天宗では毎年7月6日に御神池お水替え神事が行われます。

祥水園では毎年参加させていただいています。軽費では希望されたご利用者の分のお水を持って帰らせていただき、畑にまいたり病気平癒に使ったりされています。

今年は朝からあいにくの雨でしたが、ご利用者は参加してくださいました。

如意寺に着くと、たくさんの人であふれていましたが、まずは笹祈願の短冊を笹につけにいきました。

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祥水園のご利用者と職員の分でとてもたくさんありましたが、ご利用者も1枚1枚願いが叶うよう、つけさせていただきました。

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その後はお水替えの参拝です。

たくさんの人の中、境内に進み、御神池の水を汲ませて頂きました。

持ち帰った御神池のお水は、大切に畑に撒かせて頂きます。

6月の感謝祭

6月の感謝祭は26日に行われました。

今回は辯天宗冥應寺から村田祥久先生が祥水園にお越しいただきました。

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支部長より「先日大和本部へお参りに行ってきたとき、本殿に置かれているご宗祖の言葉が「片手で良いことをして、片手で悪いことをする。神様は横を向いておられます」という言葉でした。人は、自分では良いことだとおもってやっていることが、悪いことである時がある。物事が良いか悪いかを判断するときは、ご宗祖の五行のお諭しがすべてであると思います。いつも、五行のお諭しの「真心を常に忘るべからず、慈悲憐みの心を養うべし、善根功徳の行を積むべし、感謝の誠を捧ぐべし、不平不満を思うべからず」に沿った生活ができるでしょうか。皆さんもそれを実践して頂ければと思います。」

と挨拶してくださいました。

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また、冥應寺の村田祥久先生もご宗祖の五行のお諭しを生活の中で実践して頂き、慈悲の心を持って感謝、お礼の言葉を伝えることが大切です。とお話し下さいました。

 

 

4月の感謝祭(自主感謝祭)

4月の感謝祭は30日に自主感謝祭として軽費老人ホームで行われました。

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支部長のお話より、辯天様の御分身はいろいろなお家に置かれています。お家によってはお菓子をたくさんお供えしてくださるところや、お酒をお供えしてくださいっているところもあります。

軽費の御分身はいつもきれいなお花をお供えされていますね。辯天様はとても喜ばれているのではないでしょうかと言ってくださいました。

軽費の御分身は毎日ご利用者がお菓子をお供えしたり、ご自身で育てたお花をお供えされていたりします。季節の色とりどりのお花が毎日お供えされています。

また、支部長は最近「輪廻」について思っているとのことで、

「仏教では輪廻は六道という6種類の世界で輪廻すると考えられており、その中で人間道は四苦八苦に悩まされる苦しみの大きい世界だが、楽しみもあり、唯一神様に出会える世界であると言われている。

また天道は寿命はとても長く、苦しみはほとんどないが、神様には出会えないと言われている。

私はどちらかというと、人間道へいき、神様にぜひお会いしたい。」

とお話し下さいました。

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来月の感謝祭は特養で行われます。沢山のご参拝をお待ちしております。

 

2月の感謝祭

2月の感謝祭は27日に行われました。

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支部長より、「日がだんだん長くなってきました。来月はお彼岸がありますが、特別おわけみ感謝祭を行わせて頂きます。御宗祖の御遺告で『苦しい時にも、悲しい時にも迷った時にも、私をよんで下さい。きっときっとお助けさせていただきます』という言葉があった。この感謝祭もそうですが、特別おわけみ感謝祭のときも御宗祖は来てくださいます。

私は大祭の時は毎回お参りさせていただいているが、以前大祭に行く前に自宅で突き指をしてしまい、大和本部に行くまでずっと痛かったが、大和本部に着いてお参りしていると、いつの間にか指の痛みが消えていた。という事がありました。

きっと大祭にきてくださっていた、御宗祖が治してくださったのだと思います。

ですから、特別おわけみ感謝祭にはぜひたくさんの方に来ていただきたいと思います。

また、先日ふと祥水園支部は何年目になっているのかと考えると、10年続いていました。来年は管長様をお招きして特別感謝祭も行いたいと思います。」

と挨拶されました。

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来月は支部長の挨拶もあったように特別おわけみ感謝祭が26日に行われます。

どうぞお参りくださいますよう、お待ちしております。

1月の支部感謝祭

27年1回目の感謝祭は自主感謝祭として、特養体育館でおこなわせていただきました。

支部長より、

仏教を開いたお釈迦様はインドでお経を残された。お経はお釈迦様が弟子に言ったものです。

あるお経の一説で、ある青年が草原を走っている。後ろには獅子がおり、青年を追いかけている。青年が走っていると目の前に井戸が見えてきた。獅子から逃れようと井戸に飛び込んだ、釣瓶を伝って下に降りると、下にはワニが口を開けていた。上を見上げると獅子が、釣瓶の縄はネズミがかじりついていて今にも切れそうである・・・。

そんなときにふと井戸の側面に木苺が生っていた。それを食べたらとてもおいしく、嬉しくなった。怖いことは忘れてしまった・・・。

1分先はわからない、備えをせずに生きるのでなく、備えをし、考えて過ごしなさい。積徳を忘れないという言葉を残していかれました。

徳を積むことで、いつ何が起こっても救ってくださる。明日何が起こってもいいよう、自分を磨き、低い心で生きていくようにしてください。また、本当の楽しさはなんなのか、考えて生きてください。

と挨拶されました。

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毎日寒い日が続きますが、風邪など引かれることなく、来月の感謝祭も元気にお越しくださるようお待ちしております。

 

 

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